動画編集は、通常ショートカットをいくつ覚えるかがスピードアップの秘訣ですが、
なかなか覚えるのも大変です。
この『Loupdeck CT』は、その問題を少しばかり解決してくれます。
これを書いている時点で、¥70,000くらいなので、
おいそれと手を出せるものではありませんが、編集を生業としているなら損はないですね。
昔々の映像編集は、仮編以外自分でする事はなく編集室に入っていたわけですが、
2000年頃から始まったノンリアの流れで、編集作業はディレクターの仕事になりました。
はじめは、テロップもしょぼいので、白マザーを作るくらいでしたが・・・。
今や、撮影、編集、テロップ入れ、音楽入れ、整音まで自分でやる時代になりました(^_^;)
そうなってくると動画ソフトをマウス(私はMagic Trackpad使用)とキーボードだけで
操作をするのがなかなか大変になってきます。
ちょっと大袈裟ですが、その昔、編集室にあった端末やコントローラーに取って代わるのが
この『Loupdeck CT』です。
簡単に言うと、『Loupdeck CT』をパソコンにつなぎPremiere Proを立ち上げると、
Premiere Proの専門画面に変わり、編集(操作系)を手助けしてくれるものです。
機械式のボタンがついているため、アナログ操作が可能です。
使い方などはYouTubeなどを見ると結構上げている人がいるので参考に見てください。
Premiere Proを操作していて思うのは、細かな数字を打つのか、
ドラッグして数値を変えるのか迷う場面が結構あります。
例えば、カラーを変更するときやクロップするときなど。
『Loupdeck CT』は、その悩みを一気に解決してくれます。
カスタマイズももちろん出来ますが、
デフォルトでの設定も普段使いの多いものを設定してくれているので、
そのままでも、充分です。
再生/停止/早送り戻しは、もちろん、
クロップやカラー変更なども機械的なボタンで行うことで、
細かな調整を行うことが出来ます。
ショートカット覚えれば、これを使わなくてもすむ場合もありますが、数多のショートカットを覚えるのは大変です。
これは結構ストレスを減らしてくれます。
メニュー画面は、自分自身でカスタマイズ可能で、ソフトを使って作業します。
メニュー設定自体は、はじめは戸惑いますが、慣れると直感的に出来るので、簡単です。
自分は普段ここに、メールソフト、ブラウザなど普段使いのソフトをボタンに仕込んでますが、
押すだけで起動するので、以外に重宝しています。
ブラウザのブックマークなどにも対応しているので、YouTubeやGmailなどもボタン一押しで起動いします。
『Loupdeck CT』は、Adobe系以外にもデフォルト設定があるので、Finalcuto ProやDavinci resolveなどでも使用できます。
この『Loupdeck CT』だけではなく、
他にも同様の製品があるので自分にあったものを探しても面白いかもしれません。
是非お試しあれ。